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PRISON BLUES

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  • ラグランスリーブについて

     

    みなさん初めまして。
    いつも覗いて下さる方はありがとうございます。
    ジャラーナスタッフの熊沢です。

     

    スタッフ交代制で以前のようにブログを書くことになりました。
    各々趣味・嗜好が全く違うので色々なカラーを持ったブログになるのかなと僕自身一読者として楽しみにしています。

     

    服に纏わる話

     

    昔から世界史が好きで、特に中世の時代に興味があります。それこそいつかはドイツで開かれているカルテンベルク騎士祭という甲冑を着てひっちゃかめっちゃか暴れまくるお祭りに出たいなぁて考えています笑
    今はそれはできないのでNetflixで歴史物を漁る日々です(誰かオススメ教えてください!)

     

    もちろん洋服も好きなので自然とそれに纏わる歴史や小話も好きでして、調べたりしています。
    今回はその中でも特に好きな洋服のディティール、ラグランスリーブについてお話します。

     

    ラグランスリーブの起源

     

    今では目にする機会がないくらい、あらゆる洋服に採用されています。
    野球のベースボールシャツが特に有名でしょうか。
    ネックから脇にかけて曲線を描きながら生地の切り替えがなされていて、肩、腕の動きを邪魔せず機能面でも優れています。

     

     

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    起源は遡ること1815年。
    かの有名なナポレオン・ボナパルトが再起を賭けてイギリス・プロイセン連合軍と戦った「ワーテルローの戦い」にその起源となった人物はいました。

     

    フィッツロイ・ジェイムズ・ヘンリー・サマセット
    初代ラグラン男爵です。

     

    ウィキペディアより引用

     

     

    ウェリントン公率いるイギリス軍に従軍した彼はその戦いにより片腕を失くす大怪我を負いました。
    他にも多くの兵士が彼と同じく手や腕を欠損する怪我をし、戦いは熾烈を極めたそうです。

     

    結果はイギリス側の勝利となりましたが、その後普通に生活することが困難になり、同じく他の兵士達も不便な生活を余儀なくされました。
    服を着る時にも相当なストレスだったと容易に想像できます。
    そんな様子を見たラグラン男爵は兵士達のために、脱ぎ着しやすく且つ動きやすい洋服のパターンを考案します。
    それがラグランスリーブです。

     

     

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    着やすく、動きやすく、肩がするんと落ちるためシルエットが滑らかになる。
    今ではそういった認識ですが元は兵士達のためを想って作られた歴史がありました。

     

    知っていると少しだけ服に対する接し方が変わる気がします。
    みなさんもお持ちの服に何かしらのエピソードがありましたら声掛けて教えてください。

     

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