選べるレングス

展開サイズ80オーバー！必ずジャストサイズが見つかる

　501の魅力の一つは完成されたストレートシルエットになりますが、それを存分に味わうにはどうすれば良いでしょう？ 答えは「裾上げをしない事」です。国内流通の501はレングスが1サイズ展開の為、多くの方が裾上げで調整されているかと思います。アメリカ流通モデルはレングスが細かく選べるので、501本来の綺麗なストレートをカットせず穿く事が出来るのです。

　当店では、レングス29～40インチ、さらにウエストは28～54インチと幅広いサイズを展開。その数80種類以上で、どんな体型の方も、必ず自分にピッタリのサイズを探して頂けるはずです。

オリジナルディティール

銅リベット、ボタンフライ、ツーホースパッチ…

シュリンクトゥフィット

洗って縮めて馴染ませる生デニム

　501オリジナルの最大の魅力は、素材に採用されている生デニム。色名RIGID（硬い）が示す通り、新品時は糊が効きパリっとしていますが、洗濯する事で糊が落ち、綿本来のソフトな肌触りに変化。数度の洗濯で糊が落ちきると目が詰まり、この時点でウエストで約3％、レングスで約10％程縮みます。さらに穿いて洗ってを繰り返す事でその人の体型に馴染んでいく…紙タグに記された「シュリンクトゥフィット」とはこの事を意味しています。

　パリっとした新品の状態から、徐々に体に馴染み、色落ちやダメージを経て、自分だけのオリジナルデニムに変化する。そんな過程を楽しめる事こそ、501オリジナルが古くから愛され、今なお絶大な人気を集める理由なのです。

●シルエット

　実際に着用した時のシルエットを比べてみました。以下W31/L30サイズを169cm/62kgのモデルが着用。上は新品未洗いの状態で、糊の効いたパリっとした質感が見て取れます。一方、下は1回洗濯して糊を落として乾燥機をかけたもの。ぎっしりと目が詰まった状態で穿き、何度か屈伸をして体に馴染ませました。明らかにフィット感が違い、素材感も綿の柔らかさが感じられます。

●色合い

（右端は新品未洗い、洗濯して糊を落とす事で、ソフトな質感になり、青みを帯びたやや明るい色に変化します。）

　穿き込む事により、501の色合いはさらに変わってゆきます。ただ単に色が薄くなっていくだけではなく、ヒゲやアタリ、ダメージや汚れまでもが、その501にしかない個性となるのです。

●各部実寸平均値と洗濯による縮みについて

　以下の表は、新品時と洗濯後の各部を実際に計測した平均値です。 サイズ選びの際は、縮み後の値と、お手持ちのパンツの実寸地を測り比べて頂くのが一番確実です。

　以前はフラッシャーに縮みの目安が表記されていましたが、現行モデルにはありません。当店が新品と洗濯後の商品を計測した平均値が上記の表です。縮率はウエストで約3％、レングスで約10％程度ですが、生産国や生産時期による個体差や洗濯、乾燥の仕方などにより誤差が生じるケースがございます。特にレングスは誤差が大きい為、心配な方は長めを購入頂き、数回洗濯された後に裾上げ頂くと間違いありません。