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2020.07.22
夏はやっぱりアロハシャツ!厳選インポート6ブランド
夏の代表的トップス「アロハシャツ」。定番ながら、クールビズやテレワーク需要も重なり、近年、年を追うごとに盛り上がりを見せています。当店では本場ハワイを中心としたインポート6ブランドを展開しており、今回はそれぞれの違いや特徴をご紹介していきたい思います。
REYN SPOONER(レインスプーナー)
ワイキキのアラ・モアナ・センターで“太平洋のブルックス・ブラザーズ”と呼ばれる洋品店『Reyn’s』が、サーフトランクスの品質の高さに定評があったワイキキビーチの仕立て屋『Spooners』に、スウィムウエアやシャツを作らせていたことから発展、1961年に合併して『Reyn Spooner』が誕生しました。生地を裏使いする事でトーンを落とし、クラッシックなスタイルで仕立てたオリジナルのアロハシャツは、ハワイの伝統ウエアに留まらず、幅広い層に受け入れられ、世界的に愛されるブランドへと成長しました。
スプーナークロス
レインスプーナーのアロハシャツで広く採用されている、コットン55%、ポリエステル45%の混紡平織り生地「スプーナークロス」。耐久性が高く、シワに強い為、洗濯機で丸洗いしてそのまま着られるという手軽さも大きな魅力。
“ReynSpoonerより引用”リバースプリント(裏使い)
本来裏側となる面をあえて表に出すことで、色褪せが目立たず、合わせ易い柔らかな表情を見せる「リバースプリント」。スプーナークロスはこの裏使いが綺麗に出る様に作られています。
ボタンダウンカラー
スッと綺麗に立つ襟元。1960年代、アロハシャツに初めてプルオーバータイプのボタンダウンを採用したのがレインスプーナー。今なお、同ブランドの象徴的ディティールとして、広く認知されています。発色の柔らかな裏使いの生地とのマッチングにより、きっちりとした印象で着られる点が、ビジネスユースとしても人気を集める大きな要因です。
ハワイ製ラハイナセイラー
当店扱いのレインスプーナーの目玉が、この限定ラハイナセイラー。ラハイナはハワイの州旗や動植物が格子状にデザインされた定番テキスタイルです。現行は韓国製ですが、こちらは貴重なハワイ製。首タグには80年代中期の「金タグ」を採用した拘りの一着。フルボタンとプルオーバー各8色ずつの展開となります。すでに生産終了となっているモデルなので、気になる方はお早めにご購入下さい。
MLB x REYN SPOONER
メジャーリーグのオフィシャルライセンスシリーズ。古くから展開されていますが、扱い店が限られている為大変希少です。各チームに合わせてアレンジされたラハイナや植物モチーフに加え、球場やバナーなど、様々な場面の総柄生地を用いたシーニックシリーズも人気です。
球団ごとのバナー、球場、選手などを描いた人気柄「シーニック」
野球のボールをモチーフにしたボタンも可愛らしいディティール。
KAMEHAMEHA(カメハメハ)
ハワイ最古のアロハシャツメーカーと言われる「カメハメハ」。1936年、アメリカ本土で繊維製造業を行っていた創設者ハーブ・ブライナー氏が、アロハの原型となる花柄シャツにいち早く目を付け、ハワイで初めてハワイアンアパレル工場と卸売り業をスタートさせたのがその始まり。品質、テキスタイルに強くこだわったカメハメハのアロハシャツは、「アロハの神髄」と称され、コレクターの間でも特別な存在とされていましたが、近年は運営が安定せず、市場は枯渇状態。現在は生産をアジアに移してしまった為、ハワイ製の希少性が高まっています。
フジエットレーヨン
カメハメハと言えば発色が良く、柔らかな生地感のフジエットレーヨン。ヴィンテージアロハに使われる富士絹に似ている事がその名の由来。ボタンは天然のココナッツボタンで、裾に替えボタンが付属している点も丁寧です。
ボーダーパターン
カメハメハが得意とする、柄が縦に並んでレイアウトされる「ボーダーパターン」。一般的な総柄とは違い、柄の位置が決まっている為、カッティングの型を想定して柄を入れる「エンジニアードプリント」という高度な技法が使われています。
80周年記念限定 アンスリウム
ブランド設立80周年を記念し、カメハメハの代表柄であるアンスリウムをブラックベースで復刻させたモデル。首元に刺繍が施されており、200枚限定で生産された貴重な一枚。
80周年記念の文字が首元に刺繍で施されています。